キッズビューだより
ICT化ってどういうこと?(その3)
こんにちは。技術担当のKatsuです。
キッズビューで園がどんなふうに「ICT化」できるのか考えていくシリーズ第3回。
今回は「Communication」について考えてみたいと思います。
早速、辞書で調べてみると「通信、交信、文通、伝達」などの意味がありました。誰かに何かを伝えるときの、手段や形を表す言葉が「Communication」なんですね。
ただ「コミュニケーション」は、もっと形にとらわれないもののような気がしませんか?
赤ちゃんとお母さんのコミュニケーションを想像したとき、表情とか泣き声とか、言葉や文字で表せないような「ふわっ」としたものでお互いの気持ちを伝え合っていますよね。
「心を通い合わせる」・「互いに理解し合う」といったことが、コミュニケーションを成立させる為に大切だと感じます。
ここでシステム側からも「コミュニケーション」について考えてみたいと思います。
キッズビューに登録する「生年月日」は、月齢や年齢を計算したり、要録に出力したりする為に使用しています。
では、「生年月日」を「誕生日」という見かたにすると、どうでしょう。登園してきた園児さんに「今日はお誕生日だね。おめでとう!」と伝えることができればシステム的な計算のみでなく、「コミュニケーション」にも役立つと思います。
園児さんの情報や様子を共有することは、先生達と保護者さんや園児さんが「心を通い合わせる」為の一つのきっかけに使っていただけるのではないでしょうか。
私達は、普段の、そんなやり取りを想像しながらシステムを作っています。
「ICT化」の目的の二つ目は「情報を色々な見かたで表現し、保護者さんや園児さんと心を通い合わせること」という事が言えるのではないかと思います。
次回は最後のキーワード「Technology」について、お伝えしたいと思います。