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2021.01.13
情熱おじさん
スタッフブログ

ちょうど一年前の師走、アフガニスタンで日本人医師の中村哲さんが何者かによる銃撃で亡くなられたというニュースが流れました。
当時、中村哲さんが日本人医師であることも、人道支援のためアフガニスタンで灌漑事業をされていることも全く知らなかったわたしは、なぜ”医師”が危険な地で”用水路をつくっている“のか、頭にたくさんの「?」が浮かんでおりました。


それから一年が経った先日、偶然にも「カカ・ムラド ~ナカムラのおじさん」という絵本に出逢いました。

絵本:カカ・ムラド ~ナカムラのおじさん


事実をもとに描かれた創作ではありますが、医師である中村哲さんが、なぜアフガニスタンで灌漑事業に取り組んだのかを知るきっかけとなりました。

あわせて中村哲医師の志や功績の偉大さも伝わってきます。



平安時代に活躍した僧侶 最澄の教えに「一隅を照らす」という言葉があります。
これは、中村哲医師の座右の銘でもあります。

叡山延暦寺にある石碑


”家庭や職場など、自分自身が置かれたその場所で、精一杯努力し、明るく光り輝くことのできる人こそ、何物にも変えがたい貴い国の宝である。一人ひとりがそれぞれの持ち場で全力を尽くすことによって、社会全体が明るく照らされていく。自分のためばかりではなく、人の幸せ、人類みんなの幸せを求めていこう。「人の心の痛みがわかる人」「人の喜びが素直に喜べる人」「人に対して優しさや思いやりがもてる心豊かな人」こそ国の宝である”
そんな意味を持つこの言葉は、中村哲医師の生きざまを体現している言葉そのものに思えてきます。

この絵本は、中村医師の功績を後世に知ってもらうために、そしてこれから未来を創っていくこどもたちに向けて描かれていますが、私たち大人への生きる応援メッセージのようにも感じます。


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